4-Port マルチレート対応ネットワークトラフィックジェネレータ:「Knight x2D」カタログPDF
WIRESHARK(ワイアシャーク)、Ethereal(イーサリアル)などのキャプチャーデータを読み込んで、トラフィックデータとして負荷試験が可能です。
WIRESHARK(ワイアシャーク)、Ethereal(イーサリアル)などのキャプチャーデータを読み込んで、トラフィックデータとして負荷試験が可能です。
マルチレート対応ネットワークトラフィックジェネレータ:Knight x2D
4-Port : 10G/5G/2.5G/1G/100Mbps(全⼆重のみ)対応
2×コンボポート(10G/5G/2.5G/1G/100M RJ45 & 10G/5G/2.5G/1G SFP)
2×RJ45ポート(10G/5G/2.5G/1G/100M RJ45)
⼨法 186mm x 186mm x 31mm
Knight x2D はイーサネットテスト⽤の4ポートを備えたハンディデバイスです。
マルチストリームジェネレーター、ネットワークタップ、またはその両⽅の機能を
持ち合わせています。
Knight x2D はRFC 2889、RFC 2544、QoS などの業界標準に適合する⼀連のユーティリティソフトウェア
とともに動作します。
これらのユーティリティ使⽤すると、Knight x2D はスループットテスト、レイテンシーテスト、
エラーフィルタリングテスト、転送テスト、ネットワークタップなどを実⾏できます。
ユーティリティ ソフトウェアはさまざまなテストパラメータと基準を設定するときに、
さまざまなテスト構成にユーザーフレンドリなインターフェイスを提供できます。
その他にも拡張テストなどを実現するソフトウェアが⽤意されています。
Knight x2D は独⾃のユニバーサル ストリーム カウンター (USC) を備えており、
ネットワーク トラフィックのテストとタップに関するリアルタイムの統計を提供します。
Knightx2D を RJ45 管理ポートに接続すると、システムの構成と管理が可能になります。
Knight x2D は、現場でのテストに最適なデバイスです。
Knight x2D は新しい機構設計を採⽤しており、冷却ファンの交換可能になり、
Knight x2D のメンテナンスがより容易になりました。
これらの優れた特⻑により、Knight x2D はラボでの研究や現場での
トラブルシューティングに最適なパートナーです。
➤ 10G/5G/2.5G/1G/100Mbps(全⼆重のみ)に対応
➤ ハードウェアベースのワイヤースピードでのマルチストリーム⽣成、解析、ネットワークTAP
➤ スループット、遅延、パケットロス、パケット順序の乱れを⾼精度で測定
➤ ネットワークTAP 機能を備えたプログラム可能なフィルター&トリガー条件によるワイヤースピード
でのトラフィックキャプチャ
➤ ストリームごとのデータ統計をサポート
➤ RFC-2544、RFC-2889、RFC-3918 に準拠したユーティリティソフトウェアを搭載
➤ ⾼精度 1 ppm 温度補償発振器を採⽤し、正確なクロックスピードを提供しテストの信頼性を確保
➤ 送信トラフィックにエラーを挿⼊し、異常な状況をシミュレーション・テスト可能
➤ VLAN、IPv4、IPv4 フラグメント、IPv4 拡張、ICMP、ARP、総バイト数/パケット数、CRC、IPCS エラー、
サイズ超過・不⾜フレームなど、各ポートのリアルタイム統計を提供
➤ 使いやすいインターフェースを備え、さまざまなパラメータ設定やテスト要件に対応するユーティリティソフトウェア
➤ 専⽤のファンモジュール設計により簡単に交換可能
➤ オプションで GPS モジュールの購⼊が可能
アプリケーションモード | ||
PGモード | PG モードPortA/B 及びモニターポート M0/M1 を⽤いて ワイヤスピードでストリーム⽣成 |
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TAPモード | 通過する全データを監視、豊富なパケットカウンターに対応 | |
アップグレードモード | システムのアップグレード | |
インターフェイスポート | ||
ネットワークポート A/B | 10G/5G/2.5G/1G/100Mbps 全⼆重RJ45 及び 10G/5G/2.5G/1Gbps SFP/SFP+ コンボポート •PG Mode: ストリームジェネレータ •TAP Mode: TAP ポート |
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モニターポート M0/M1 | 10G/5G/2.5G/1G/100Mbps 全⼆重RJ45 ポート •PG モード: ストリーム⽣成 Tx ポート •TAP モード: モニターポート |
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管理ポート | • アップグレードモード: しすてむのアップグレード | |
機能仕様及びハードウエアカウンター | ||
機能仕様 | • 監視対象のトラフィックに⼲渉しないアクティブ TAP • DUT のアドレス処理能⼒をテストするための DA/SA 変更、 VLAN ID の増加・減少・ランダム設定 • Rapid-Matrix モード︓マルチストリーム⽣成 • フレーム⻑︓固定(64 〜 16K バイト)またはランダム • フレーム内ペイロード︓特定のペイロードまたはランダムパターン • エラー⽣成︓CRC、アライメント、ドリブルビット、不正サイズフレーム (過⼩・過⼤フレーム) • SDFR(Self-Discover Filtering Rules)によるネットワークイベントキャプチャ • 2 段階の CRC チェックおよび送信シーケンスチェック • ジャンボフレーム(最⼤ 16K バイト)対応 |
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カウンター | . レート測定.Tx パケット、Tx バイト、Tx レート、Rx パケット、Rx バイト、Rx レート . コリジョンカウンター.Tx コリジョン、Tx シングルコリジョン、Tx マルチコリジョン、 Tx 過剰コリジョン . エラーカウンター.ドリブルエラー、アライメントエラー、CRC エラー、DI エラー、 IPCS エラー、エラー&ロストパケット . パケットサイズカウンター.アンダーサイズ、64、65-127、128-255、256-511、 512-1023、1024-1522、オーバーサイズ . レイヤー 2 & レイヤー 3 パケットカウンター.ブロードキャスト、マルチキャスト、 ユニキャスト、VLAN、IPv4、IPv4 フラメント、IPv4 拡張、ICMP、ARP、Pause . SDFR によるトリガーカウンター |
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GPS モジュール | オプション購⼊可 | |
ユーティリティソフトウェア | ||
Knight-RFC: RFC2544, RFC2889 及び RFC3918 ⽤Test Suites Knight-Dashboard: C マルチストリームジェネレータ⽤Control Suites Knight-TAP: TAP モードを基盤とし、実際のストリームカウンターおよびストリームチャート を提供するTAP Suites。 |
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物理的仕様 | ||
⼨法 | 186mm x 186mm x 31mm | |
重量 | 750g | |
温度保存時: | 動作時:0℃~40℃ 保存時: 0℃~50℃ | |
湿度 | 動作時/ 保存時:0% ~ 85% ( ただし、結露無し) | |
電源仕様 | 外部AC アダプタ ⼊⼒: AC 100 V ~ 240 V, 50 Hz ~ 60 Hz 出⼒: DC 12V |
1) Window-1(統計解析画面)
2)Window-2(トラフィック負荷設定、パケット生成画面)
Knight x2D は、
多くの⾰新的な技術を搭載した汎⽤型のハンドヘルドネットワークテストデバイスです。
Rapid-Matrix
Rapid-Matrix は、Xtramus によって特別に設計された技術で、各ポートで同時にマルチストリームトラフィックを⽣成できます。
この機能を活⽤し、10 ギガビットイーサネットのデバイス・ソリューション・ネットワークの機能と性能を検証できます。
特⻑ & 利点
Rapid-Matrix は、各ポートで異なるフレームを含むマルチストリームトラフィックを同時に⽣成可能
ほぼすべてのプロトコルヘッダー、タグ、ペイロードを含むパケットを作成できます。
従来のネットワークテストとの違い
従来のテスト⼿法では、異なる機能を順番にテストするために多くの時間がかかります。
テスト機器の性能が不⾜している場合、さらに時間とコストが増⼤します。
Rapid-Matrix では、複数の DUT(被試験デバイス)に対し同時にマルチタスクテストを実⾏できます。
すべての DUT に対するテストプロセスを同期させることで、予測可能な試験時間を実現し、⼤幅な時間短縮が可能です。
1 ポートあたり最⼤ 256 ストリームを⽣成可能
Rapid-Matrix は、各ポートに 256 の個別エントリーを備えています。
各エントリーは独⽴した設定が可能で、それぞれ固有のデータストリームを作成できます。
複数のエントリーを組み合わせることで、より複雑なデータストリームの⽣成も可能です。
ネットワーク TAP
ネットワーク TAP は、ネットワークを監視する⽅法で、実⾏中のネットワークに⼲渉することなく、A 地点と B 地点の間のすべてのデータストリームを
複製して、PC で解析することができます。
アクティブ TAP
通常の TAP は、2 つの場所間でのすべてのトラフィックフローを PC にリダイレクトして解析します。
しかし、トラフィックがピークに達している場合、PC がその重いトラフィックを処理できない可能性があります。
アクティブ TAP は、すべてのパケットフローを TAP デバイスを通して処理します。
Knightx2D はアクティブ TAP デバイスで、次の機能があります︓
• パケットトリガー︓解析のためにフィルタリングするパケットの基準や内容を設定できます。
• フィルター︓特定の基準に合致するパケットデータはモニターポートにリダイレクトされます。
• パケットキャプチャ︓特定の内容や基準に合致するパケットデータをキャプチャし、Knight x2D のメモリバッファに保存します。
包括的なリアルタイム統計︓サイズ、パケット数、特定のエラーを持つフレームがリアルタイムの統計カウンターに記録されます。
SDFR(Self-Discover Filtering Rules)
SDFR は、イーサネット上でのパケットキャプチャやフィルタリングを簡単かつ便利に⾏うための技術です。
SDFR のユーザーフレンドリーなインターフェースでは、ソース IP や宛先 IP などの値を表⽰できます。
これらの値(単⼀の値や特定の範囲の値)は、マスクの計算を⾏うことなく直接⼊⼒できます。
キャプチャされたすべてのパケットは、ネットワークフローに⼲渉することなくリアルタイムで表⽰され、キャプチャ中に SDFR の値は動的に変更可能です。
SDFR のパラメーターには、レイヤー 2 の宛先 MAC アドレス、ソース MAC アドレス、VLAN ID、レイヤー 3 の宛先 IP アドレス、ソース IP アドレス、
宛先ポート、ソースポートのフィルターが含まれます。
それぞれのフィルターは独⽴しており、任意の組み合わせで有効化できます。