IPネットワークエミュレータ[ NetDisturb]
[ “ NetDisturb ” ZTI Computing & Telecom社]
- Standard 価格: 1ライセンス ¥400,000.-
- Enhanced 価格: 1ライセンス ¥620,000.-
- 複数ライセンスの同時購入割引も有ります。
- 試用版ソフト: 15日間全機能が利用可能な試用版ソフトを用意しています。
試用版ソフト、詳細資料PDFの請求など弊社までお気軽にご連絡ください。
ソフトウェアエミュレータでIPv6の環境試験が可能になりました
NetDisturb(ネットディスターブ) はネットワークのさまざまな状況をシミュレーションするソフトツールです。
PC本体に装着した2枚のNICカード間でデータを転送する際、遅延、ジッタ、パケット喪失、大域制御、パケットシェープ等の障害をエミュレートしてネットワークに与えます。 Ver4.7はIPバージョンのIPv4とIPv6に対応しています。
NetDisturbは実ネットワーク内に設置する事も可能な、障害発生エミュレータです。
実回線を使用せずにネットワーク遅延、パケットロス、帯域制御が可能です。
利用先
- ★ IPネットワークのエミュレータ、シミュレータのテスト環境提供
- ★ WANエミュレータ又はWANシミュレータのテスト環境提供
- ★ ソフトウェアの通信試験、ソフトウェアのエラーリカバリー試験
- ★ 通信機器の対障害
- ★ WEBアプリケーションの応答試験
NetDisturb機能概要
上図はNetDisturbのメイン制御画面です。 NetDisturbはIPネットワーク内のパケット流れを最大16のフローとして選択しそれぞれのフローに対してパケットの喪失、重複、遅延、ジッタ等の障害を発生させます。
①の部分が16の設定可能フローと17番目のその他のフローを示します。
②はフィルタ設定です。 MAC、IP、ポートの各ソース/ディスティネイションとVLAN-ID、プロトコル、で各フローのフィルタリングを行います。
③はパケット喪失/重複設定です。 ②でフィルタリングされたパケットに対して喪失/重複のための設定を行います。
④は遅延、ジッタ、帯域設定です。 ②でフィルタリングされたパケットフローに対して制御を行います。
これらの障害はA->B、B->A方向のそれぞれが別個に設定できます。
フィルタ設定でIPv6とIPv4のハンドリングが
同時又は別個に行えます。
IP Flow設定数 | ユーザー設定:16個、その他:1個 |
フィルタパラメタ | ディフォルトプロトコル17種、MACアドレス、IPアドレス、 ポート番号(以上はソース/デスティネイション別) VLAN-ID、 プロトコル、TOS、 |
ロス/デュプリケーション設定 | コンスタント、一様分布、バースト、パーセンテージ、1/n、 ロス&デュプリケーション、ユーザーファイル |
遅延(ディレイ)設定 | コンスタント、一様分布、指数分布、ユーザーファイル、ルーター |
Working Mode 設定 | |
IP Flow | コネクションに関係なく障害を発生させます |
Connection IP Flow | 5つのデータ要素(各IPアドレス、プロトコル、各ポート)を用いてパケットを分類します。 それ以外の場合は各IPアドレスとプロトコルを使用し、コネクション毎に障害を発生させます。 例:各IPアドレスの通信の3番目のパケットを狙ってパケロスを発生 |
統計情報(Statistic)のファイル記録 | |
NetDisturbサーバーとクライアントを分離してリモート制御 |
単にネットワークに流れるパケットを無作為に無関係なパケロスをさせたり、不要なパケットまで遅延させ、検証効果が不明確なツールが多い中、目的のフローを選択して確実に障害を発声させることのできるツールです。
NetDisturbで使用するNICには専用ドライバが使用され、NetDisturbはIPアドレスを必要としません。
そのため実ネットワーク内にリピータとして設置し、各種のテスト環境や障害シュミレーション環境を簡単に構築することができます。
IIPネットワークのエミュレータ、IPネットワーク・シミュレータ、WANエミュレータ又はWANシミュレータが簡単に安価で構築できます。
NetDisturbの稼働例
VoIPシステムやVoIP機器の開発、トラブルシューティング、障害再現等に実回線を使用せずさまざまな状況が生成できます。開発効率、障害対応効率が改善でき、製品の品質向上に有効です。
フィルタ機能で目的のプロトコルやアドレスにターゲットを絞り障害効果を与える事が出来ます。アプリケーションの開発、トラブルシューティング、障害再現等で、さまざまな状況が生成できます。開発効率、障害対応効率が改善でき、製品の品質向上に有効です。NetDisturbはIPアドレスを持たないためネットワークのどの部分にも設置する事が出来ます。
特徴:Enhanced Edition
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ARP | (ARP Operation Code) |
DHCP | (DHCP Message Type) |
DNS | (DNS Message Type, DNS Message Operation) |
FTP | (FTP Command, FTP Returned Status) |
FTP DATA | |
HTTP | (HTTP Method, HTTP Returned Status) |
NTP | |
RTP | (Audio Payload Type, Video Payload Type, DTMF) |
SIP | (SIP Method, SIP From, SIP To, SIP Returned Status) |
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比較 NetDisturb Standard Edition / NetDisturb Enhanced Edition
Features | ||
Filter parameters to define a flow: * Activity rules: – Start/Stop after a time limit or a packet counter or a pattern trigger – Loop to reapply the rule with delay between each iteration * Packet filters: source address, destination address, source port, destination port, protocol, DSCP DiffServ (ToS), MPLS, VLAN, MAC address… * User-defined pattern filter based on Ethernet packet content |
YES | YES |
16 User-defined flows to impair using filters and other flows to impair without using filters | YES | YES |
Dynamically modify impairments on-the-fly per flow in each direction when running | YES | YES |
Aggregates of flows (set of flows sharing the same delay and jitter characteristics) | YES | YES |
View Per-Flow statistics and NICs statistics | YES | YES |
Accuracy = 1 millisecond | YES | YES |
Standard impairments: drop/loss, duplicate, delay (latency), jitter, bandwidth limitation, congestion, packet error, bit error, reorder, burst errors Delay from 1 millisecond up to 10 seconds in each direction Emulate bandwidth up to 1 Gbps |
YES | YES |
Impairments by using the IP protocol field | YES | YES |
Definition of flows to disturb based on protocol primitives: | YES | YES |
– ARP (ARP Operation Code) | NO | YES |
– DHCP (DHCP Message Type) | NO | YES |
– DNS (DNS Message Type, DNS Message Operation) | NO | YES |
– FTP (FTP Command, FTP Returned Status) | NO | YES |
– FTP-DATA | NO | YES |
– HTTP (HTTP Method, HTTP Returned Status) | NO | YES |
– NTP | NO | YES |
– RTP (Audio Payload Type, Video Payload Type, DTMF) | NO | YES |
– SIP (SIP Method, SIP From, SIP To, SIP Returned Status) | NO | YES |
Detailed log events per flow | NO | YES |
稼働環境パフォーマンス
O/S : Windows Seven, Eight, 10 or 11
PC : 1ギガビットのスピードを利用する場合hyper-threading CPUを推奨、256MBメモリ、1024×760以上の表示装置
NICカード: 2枚 (1枚では機能しません)、スピード: 10/100/1000bps対応
パフォーマンス: ソフトウェアツールのためパフォーマンスは利用PCや他のアプリ、NetDisturb設定の影響を受けます。 最新型高性能CPUを搭載したデスクトップPCの場合秒間70,000パケットフレーム以上の処理は可能です。
Example 1: use of 2 Fast Ethernet NICs
開発元の検証で、NetDisturbはこのケースの一方向の通信に対し93.2Mbpsのスループットを出しました。
双方向ではNICのパフォーマンスに依存するためこの値より低くなることも想定されます。
Example 2: Gigabit Ethernet NICs
開発元の検証で、NetDisturbはこのケースの双方向の通信に対し秒間100,000パケットの処理を行いました。